オフィス向け大型製品
大型のデジタル複写機に、ファクシミリやLANの機能を拡張ボードの形で追加したものは、事務所向けとして導入されることが多い。また、2000年代に入りカラーのものも価格の低下に伴って導入が増えている。また、POD(Print
On Demand、小冊子などの小ロット印刷)サービスを手がける印刷会社向けに、高速で製本機能が充実した超大型機が各社から発売されている。
比較的高価(数十万円以上)であるため、OA機器販社によるリースでの導入が多い。大量の印刷に耐えられるように設計されているが、基幹業務に使用する場合には保守契約を行い、定期的な保守点検が必要である。この場合、トナー等消耗品を含めて保守契約を結ぶことが普通で、これがメーカー各社の収益源となっている。
スモールオフィス向け小型カラーページプリンタ方式
スモールオフィス向けに、価格の低廉化が進んできたカラーページプリンタとカラースキャナを組み合わせたA4やA3の複合機が続々と登場している。高級機種に比べて低速で耐久力が低いため基幹業務用としての多量の印刷が必要な用途には不向きであるが、机に置けるほど小型で扱いやすい(A3タイプは若干大きめ)。ADFやFAX機能を持ったものが主流。大型複写機に比べて導入コストが安く、コピーチャージ(出力枚数による課金)が無いことを売りとしている。
スモールオフィス向け小型モノクロページプリンタ方式
モノクロページプリンタ方式のものは、インクジェット方式に比べて、白黒原稿を低コストで印刷できる。そのため、カラー印刷が不要なスモールオフィス向けの、最大印刷サイズがA4の比較的安価な製品が存在する。
単独では音声通信機能が無く、電話機を外付けするものが多い。
小規模オフィス・家庭向けカラーインクジェットプリンタ方式
小型カラーインクジェットプリンタにスキャナやファクシミリ機能などを追加した安価(数万円程度)な製品は、家庭のパーソナルコンピュータの周辺機器として2000年代より普及するようになった。最大印刷サイズがA4のものがほとんどである。
特徴的な製品として、以下のようなものがある。
* 各種のメモリーカードスロットや直結USB端子を装備し、デジタルカメラで撮影した画像をパーソナルコンピュータを使用しないで直接印刷できるもの(PictBridge機能など)。また、カードドライブとして使用できるものもある。
* フィルムスキャナ機能が有るもの。
* CD-R/DVDなどの記録メディアに印刷する機能が有るもの。
* ファクシミリ機能がないもの。
また、小規模オフィス向けには以下の機能も付加されているものがある。ただし最近では家庭向け機種にも装備される事が増えている為、家庭向け・小規模オフィス向けという区分けは以前よりあいまいになってきている。
* 留守番電話・コードレス電話機能が有るもの。
* 単独では音声通信機能が無く、電話機を外付けするもの。
* 自動原稿送り装置(DFまたはADF)機能が有るもの。
* LAN端子を装備し、ネットワーク上のPCから共有する機能が有るもの。
* 自動両面印刷機能が有るもの。 |